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本研究は、過去10年間にわたる研究事業(文部科学省学術フロンティア推進事業採択・平成10-19年度)の成果を引き継ぎ、臨床心理学と人文諸科学の協働という本研究所の特色を生かしながら、さらに焦点を絞り込んで、現代人の心の危機の見極めと、その実践的解決のためのネットワーク形成を行うことを目的としています。 4つのプロジェクトを柱として、5年間にわたってそれぞれに関する研究を並行して進めていく予定です。プロジェクトは、並立する1.加害-被害関係2.育てる関係3. 芸術学と芸術療法 と、そのいずれにも関わる 4. 心理療法の現在という形で構成されています。 いずれも、現在、臨床実践の緊急課題となり、今後もさらに重要となるであろう問題領域に本研究所独自の視点から取り組むものです。

心理療法の現在

プロジェクト相関図とキーワード

活動計画

4つのプロジェクトに沿って公開シンポジウム・調査研究を行い、その成果を出版します。その他、心理療法に基づく実践活動や、小規模の研究会や研修会を行なう予定です。

公開シンポジウム

  • 2009年度 加害-被害関係
  • 2010年度 育てる関係
  • 2011年度 芸術学と芸術療法
  • 2012年度 心理療法の現在

調査研究

  • ・子ども時代の戦争体験の研究(加害-被害関係)
  • ・子育て環境と子どもに対する意識調査(育てる関係)
  • ・芸術療法におけるセラピストの意識調査(芸術学と芸術療法)
  • ・事例研究による心理療法現場の検証(心理療法の現在と未来)

出版事業

  • 2011年度 「加害-被害関係」
            「育てる関係」
  • 2012年度 「芸術学と芸術療法」
            「心理療法の現在」

実践活動

第3期研究計画会議

日  時:2008年11月16日(日)14:00~20:00
場  所:甲南大学18号館

プログラム

第1部

  • ・全体会議 14:00~15:30
  • ・所長挨拶(森 茂起)
  • ・各プロジェクトの趣旨・進捗状況・今後の展望
  • ・質疑応答

第2部

班別会議 15:45~17:45
プロジェクト1.加害‐被害関係の多角的研究
プロジェクト2.育てる関係の危機と子育て意識の多相性についての研究
プロジェクト3.芸術学と芸術療法の共有基盤確立に向けた学際的研究

※プロジェクト4.心理療法の現在に関する検証 は、プロジェクト1、2、3全てと関連しており、相互の結びつきを強めるために、プロジェクト4の参加研究者はプロジェクト1、2、3の班会議に合流していただいた。